ヤマハオリジナルジャンボサイズ

1974年07月〜1975年11月の製作、当時の価格100,000円

表板 スプルース単板、裏板 インドローズ単板(3ピース) 、側板 インドローズ単板、棹 アフリカン・マホガニー、指板 黒檀

 

先にFG-850を購入して、それがあまりにもいい感じで鳴ってくれているもんだから、ついつい・・・オークションで熱くなり落としてしまいました。このヤマハジャンボサイズの形は私がもっとも好きなもので、とっても美しく感じられます。Dタイプの肩の部分がまっすぐなのはどうも・・好きくなくて。

　この当時で１０万の価格ですと、初任給から比較すれば、今では三倍以上の価格に値すると思います。それとこの一つ上のランクのギター・・当時価格１２万円のFG-1200Jになると、ハカランダの単板使用となるので、現在の中古価格２０万・・・３０万以上になってしまうと思います。その１２００Jより定価が２万円安く、それでローズウッドの単板仕様って事で、このギターは当時の価格より安い値段で購入出来ました。僕的には絶対にお買い得なオール単板のビンテージギター。３０年以上前のギターの音は、今から新品のギターを買っても出ません。あたいらの歳じゃこれから３０年も待てません。マーチン、ギブソンのビンテージになるとかなりの高騰。絶対におすすめのギターだと思います。

　２００８年３月、届いたときからネック裏の塗装剥がれ、ボディー裏のラッカー塗装の化学反応による塗装ムラがあり、それを知り合いのピアノ屋さんにちょちょいと塗装修理をしてもらいました。・・・・平成２０年５月、素敵なアコギ好きの方に嫁いでいきました。珍しいギターですので可愛がってやって下さい〜〜。